Canvaが好きすぎて日本版をローンチした話

このブログの更新が停止してもう1年も経つんですね。いまだに訪問してくれる方や、「サービス立ち上げたので試してください」とご連絡いただける方がいて本当にありがたいし、申し訳ない気持ちがあります。

 

さて、今回はCanvaのアドベンドカレンダー(https://adventar.org/calendars/2381)の最終日をいただき、Canvaに関して投稿します。

このブログで計500サービス位は紹介できたかなーと思います。本当にどれも素晴らしいサービスです。現在も盛り上がっているサービスもあれば提供を終了したものもあります。世の中難しいですね。

 

その中でもひときわ目立ったサービスが、無料で使えるクラウドデザイン作成サービスの「Canva(キャンバ)」。記事をいくつか読み直すと「Canvaがベスト!」といったCanva寄りの内容があったりします。何が言いたいかというと、Canvaが大好きというわけです。

 

実はわたくし、ドイツ発ホームページ作成サービスの「Jimdo」、アメリカ発コミュニケーションAPIの「Twilio」を提供しているKDDIウェブコミュニケーションズという会社に勤めてて、海外のサービスを日本版にローカライズするという事に対して経験があります。

 

そうなると、「Canvaも日本に持って来たら面白いよね!」って考えになるわけです。

日本版ローンチ

そんなこんなで(?)、2017年5月にCanva の日本版を立ち上げました。

 

Canvaがローンチしてすぐにアプローチし「日本版を一緒にやろう!」と決まったものの、諸々の準備に時間を要し、ローンチに3年ほどかかってしまいました。現在は Canva Japan Leadとして、みなさまがCanvaでハッピーになれるように努めております。

 

提供者になると、Canvaのユーザーの時とは違って、「ただ使う」だけではなくて「より多くの人に知ってもらいたい、もっと好きになってもらいたい、そして有料版を契...」と考えるようになりますね。

 

そのためには、日本の皆様に向けた、日本だけの何かが必要になってくるだろうし、それを実現したいと思っています。まだアイデア段階ですが、近いうちに実現したい事のリストをずらっと出してみます(書き出すことで私のおしりに火が付きます)。

日本版テンプレートの充実

Canvaには今でも十分すぎるほどのテンプレートが揃っています。ただその多くが海外色が強いもので、日本のユーザーさんにとってそのまますぐに使うには難しいものもあります。そこで、日本版のテンプレートを用意して、日本のユーザーさんがちょっとカスタマイズするだけで、様々なシーンで活用できるようにしたいです。

 

日本のポスター、チラシ、はがきって、海外と違って文字情報が多いんですよね。Canvaのブランディングを崩さないようにテンプレート増やしていかないとなー(協力してくれるデザイナーさんいないかなぁ)。

日本語フォントの充実

そしてフォント。今でもいくつか日本語フォントを提供していますが、「フォントが弱いよね」という話も聞きます。ここは私もすごく実感しているので、早い段階で解決したいです(ちなみに有料版だと、手持ちのフォントをアップロードできるよ!)。

印刷サービス

そして印刷サービス。CanvaはSNSのヘッダー画像だったり、ブログの画像といったWebで使う画像を作成出来ますが、名刺やポストカードなど、最終的に印刷するものも作成できます。もし、Canvaでデザインを作成して、数クリックで印刷も注文出来たらすごく楽になると思うんですよね。

Canvaで何でも作れる

Canvaで作成できる名刺や、写真コラージュなどをCanvaでは「ドキュメントタイプ」と呼んでいます。このドキュメントタイプが増えて、例えば、T-シャツ、文房具、スマホケースのデザインも作成できるようになると、もう「Canvaがあれば何でもできる」世の中になっちゃいますね。

少しずつではありますが、日本のユーザーさんにとって「もっと使いやすい」サービスになるように頑張ります。

最後に

「デザイン」って言葉自体は結構一般的だと思うんですけど、「デザインをする」ってなると急に敷居があがって、一部の人しかできなくなっちゃういますよね。それが悪いわけではないんですが。

 

ただ、Canvaがあればその敷居が一気に下がって、だれでも「デザインできる」ようになると思うんです。個人的な経験ですが、Canvaをつかって「デザインができた」ときの感動は忘れられないし、それをみんなにも体験してもらいたい。

 

Canvaには「Empowering the world to design」というタグラインがあります。わたしはこれを「世界中の人々にデザインする力をあたえる」と捉えており、それをミッションと掲げています。まずはCanvaを日本中に広げ、日本の皆様にデザインをする力をお渡しできるよう努めていきます。

 

なんだか、抱負を掲げる記事になってしまいましたが、2017年、Canvaを使ってくれたり、広めてくれたりと色々な人に応援いただいて本当に感謝しております。2018年もどうぞよろしくお願いします。

 

あと、アドベンドカレンダーにご参加いただいた方、本当にありがとうございました。アドベンドカレンダーに参加いただいた方で、希望者がいればノベルティおくります。私のツイッターアカウント、もしくはFacebookアカウントにご連絡ください。

 

 

刈り上げジョニー改め Jonny Ohara でした。

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